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定価 本体 4500円(税別)
A5判 上製 ・432ページ
2006年 10月 20日 刊
ISBNコード:978-4-8269-0132-1
分類コード:C0042
NATURE LOVES TO HIDE by Shimon Malin

隠れたがる自然 量子物理学と実在

シモン・マリン 著 佐々木光俊 訳

古代ギリシャの時代から哲学者を悩ませてきた「実在」の問題。今、量子力学は物そのものについて何を語ることができるのだろうか?
ボーア、ハイゼンベルクをはじめとする量子物理学者たち、そしてプラトンからホワイトヘッドに至る哲学者を巻き込み、「自然は隠れることを好む」というヘラクレイトスの箴言をキーワードに、実在の本性と量子力学にからむ哲学の関係を読み解く大胆な論考。

目次

はじめに

PART I 困惑
1 マッハの影
2 アインシュタインのジレンマ
3 相補性の召喚
4 空無の波動
5 ポール・ディラックと電子スピン
6 抗しがたい力と不動の岩の出会い
7 「自然は隠れることを好む」

PART II 対象の宇宙から経験の宇宙へ
8  はっきり見えているのに捉えどころがないもの
9  客体化
10 時間と空間の内と外
11 「自然は選択する」
12 生きている自然
13 存在の閃光
14 知識の表現
15 経験の宇宙
16 潜在的なものと現実的なもの

PART III 物理学と一なるもの
17 存在のレベル
18 宇宙におけるわれわれの位置
19 物理学と一なるもの

エピローグ
付録
訳者あとがき

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